カリフォルニアの暮らしのいろいろ
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注射とバンドエイド
小さな子供の検診に欠かせないものとして、予防接種があります。
アメリカでは、2歳までに受けておかなくてはいけない予防接種がたくさんあります。B型肝炎から始まって、ジフテリア、B型インフルエンザ、ポリオなど、2ヶ月検診では5種類ほど受けるのが普通です。

アントニーとリオの時は、お医者さんに言われるとおりにちゃんと順を追って予防接種を受けさせました。それが子供の健康のためだと思っていたからです。
ところが、アントニーの自閉症の事があって、予防接種に対する見方が変わってしまいました。

自閉症と言うのは原因不明の病気なので、いろいろな説が次々と出てきます。そのうちのひとつは原因が予防接種にあるというものなのですが、それを信じている人たちは結構います。そこで、私なりにも調べてみたのですが、絶対にそうだと言い切れるまでには到りませんでした。

私が個人的に思うのは、生まれつき何らかの原因で抵抗力が弱い子供が、沢山のワクチンを注入されて、それが発達障害のきっかけを作ってしまうのではないか、ということです。今は中止されていますが、アントニーの頃はまだ保存剤として水銀が使われていました。それは絶対体にいいものではないので、影響が出てもおかしくはないと思います。

というわけで、マーカスには、国が定めた予防接種のスケジュールに沿わせず、ゆっくりと、少しずつ受けさせることにしたのでした。小児科のお医者さんには、自閉症の長男がいるから、念のために様子を見ながらにしたいと説明すると、納得してもらえて無理強いをされたことはありません。

そういうわけで、普通は1歳半にはほとんど完了している予防接種が、おとといやっと終了しました。マーカスは2歳9ヶ月なので、1年以上遅れましたが、問題なく終わりほっとしました。

日本ではどうだか知りませんが、こちらでは注射のときは看護婦さんが可愛いバンドエイドを用意していて、注射後貼ってくれます。泣いていてもそれで気が紛れる事があるので助かります。

市販されているバンドエイドも子供の好きなキャラクターものが多いので、うちでもたくさん揃えています。
難点は、子供たちがバンドエイドを貼るような傷でもないのにやたらと貼りたがることです。

そして可笑しいのは、マーカスなど、痛いー!と大騒ぎしていても、お気に入りのバンドエイドを貼ると、痛くなくなったといってけろっとする事です。
バンドエイドで怪我が治るわけでもないのになぁと思うのですが、なんか可愛いので、良かったねと(彼の話に)合わせてあげることにしています。
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by family_forever | 2004-09-23 03:13 | アメリカの文化
最後に残るもの
リオがお気に入りの指輪をしている時に、ふとこんなことを聞いてきました。

“将来天国に行くときに、この指輪を持っていける?”

急に何を言い出すのかと思いましたが、大事な質問だと思ったので、真剣に答えました。

リオにはわかりやすく説明したのですが、私が彼女に伝えたかったのは、物質的な物は、人生において、結果的には無意味なので執着し過ぎないようにし、自分の行動や人間関係を重要視するように、ということでした。

どんな素敵なお洋服も、大きな家も、豪華な車も、最終的にはただのものです。いつ地震や災害でなくなるかもわかりません。
それよりも、絶対に消えてなくならない、自らの行いを大切に考えて生きたいというのは、いつも私が頑張りたいと思っていることなのです。

些細なことだけど、優しい言葉をかけるようにするとか、そういう小さな事の積み重ねでも、常に気をつけていると、他人への関心が高まり、自己中心的な考えに陥ることが避けられるようになると思います。

人生の最後に残るのは、自分がどんな生き方をしたかということだと思うので、よい行いを心がけたいし、子供たちにも教えていきたいです。
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by family_forever | 2004-09-22 02:57 | 日々感じた事
帰らない過去
記憶力がよい方ではないのですが、子供の頃の出来事で覚えていることがあります。
夕暮れに家に帰るときに、家で待ってる母親のことが恋しくなって寂しくなり、走って帰ったことや、夏休みに祖母の家に滞在した時に、朝、台所から聞こえてくるラジオと祖母の朝食を作る音を聞きながら布団の中でうとうとしていると、祖母がやさしく
“さとこちゃん、起きなさい。”
と言って起こしてくれたこととかです。

小学生の頃、夏休みに祖母の住む長崎に一人でよく遊びに行っていたのですが、その頃の記憶は懐かしく覚えていて、目をつぶるとその頃祖母の住んでいた家の様子が、くっきり浮かびます。

祖母にはもうずっと会っていないし、今度いつ会えるかも未定です。
だから余計に祖母と過ごした時間が無性に恋しくなることがあります。

過去のことって、もう戻れないので、思い出すと切なくなると思いませんか?

母親になってからの一番の思い出はアントニーなのです。
彼の自閉症の症状が出てくる前に日本に帰った際、家族でデパートで食事をしました。アントニーは確か1歳半くらいでした。
その後、皆を待たせてトイレに行ったのですが、出てきた時に少し離れていた所で皆と一緒に待っていたアントニーが、私を見つけて指をさし、嬉しそうに走ってきてくれたのでした。
そのときのアントニーが忘れられないのは、もうそういう感情の表現をしてもらえないからなのかもしれないけど、絶対帰らない過去の出来事の代表みたいな思い出だなぁと、感じます。

確かに、私は“どうしようもできない、帰ってこない過去”というのに弱いです。

結婚前に雲仙の叔母と少しだけそう行った類の会話をしたことがあって、会話の内容は全然覚えていないのだけれど、その時の叔母の少し寂しげな表情と胸が詰まって涙が出そうになった自分の気持ちを覚えています。

だから、好きな映画も“シェルブールの雨傘”とか、“草原の輝き”とかです。
古い映画だけど、御覧になった方ありますか?

そして、好きな小説は宮本輝の、“錦繍”なのです。この本は、20歳前半に初めて読んで、読後に大泣きしてしまったものです。
最近になって、また読んでみたくなって読みました。感じ方が変わってて、もう好きじゃなかったらどうしようかとも思いましたが、読んでみるとやっぱりまだ好きでした。

ところが、今回は大泣きではなくて、頑張って生きていこう!という元気が読後に沸きました。
自分のその反応にやや驚きました。
3児の親になって、少し大人になれたのか、以前には読み取ることの出来なかった所を感じることが出来たのかな、と思いました。

過去を大事にしながらも前向きに未来を見つめて生きていかないといけないですね。
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by family_forever | 2004-09-15 02:58 | 日々感じた事
ホームスクールについて-2-
ホームスクールの良いところは、本人に合ったカリキュラムを組んであげられる事ですが、その分責任も大きくなります。
私が一番心配したのは、普通の学校に行っている同じ年齢の子と比べて、遅れが出たり、足らない部分が出てくるのではないか、という事でした。

そこで、全く自分だけの力でホームスクールをするのではなく、オレンジ郡がサポートしているホームスクールのプログラムに参加する事にしました。
このプログラムに参加すると、公立学校に登録していることになり、教材などすべて無料で支給してもらえます。そして一応担当の先生がいて、必要に応じてアドバイスを受ける事ができるのです。また、このプログラムに参加している子供たち用にコンピューターのクラス、アートのクラス、科学のクラスなどがそれぞれ月に一度あり、自由に参加する事もできます。去年はリオはドラマのクラスに参加して、オズの魔法使いの劇に出ました。
このプログラムは普通の学校とホームスクールの良い所取りという気がします。
最初は普通の学校に行きたがったリオもすっかり気に入っているのです。

この先いつまでホームスクールを続けられるのかはわかりませんが、一年毎にそのつど考えて行こうと思っています。
知り合いに高校までホームスクールをして、優秀な大学に入学した子供のいる人もいますが、高校生レベルの事を私に教えられるのか?という大きな疑問があります。

でも、一緒にいろいろ学べて、本人の才能を伸ばしてあげられて、学ぶ楽しさを一緒になって経験できるホームスクールのよさは魅力です。
時にはくじけそうになるけど、できるだけ頑張っていきたいです。
そして、こういった教育方法を選択できて、しかもサポートしてもらえる環境に住んでいる事に感謝するのでした。
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by family_forever | 2004-09-06 03:23 | Kids
ホームスクールについて-1-
リオは小学生になってからは、ホームスクールをしています。
ホームスクールと言うのは、家でお勉強して、普通の学校に行かないのですが、最近この形の教育方法を選ぶ家庭が増えていると聞きます。
うちの主人がリオがまだ小さい頃に、将来はホームスクールをするつもりだと話し始めました。回りの反響は、“社交性がかけてしまうからよくないのでは?” というのが、まず第一声でした。集団生活から学ぶ人間関係の仕組みなどを経験しないと、偏った人間になってしまうという意見です。
しかしながら、主人の決心は固く、私もホームスクールは上手くできれば理想的な教育方法だと思ったので、とりあえず頑張ってみることにしたのでした。
なぜホームスクールがよいと思ったかと言うと、

安全であること。
悪い環境から子供を守れること。
子供の学ぶ事を管理できること。

が主の理由です。
まれですが、学校で銃や暴力などの犯罪がありますよね。主人は0.0001%の可能性でも、自分の子供がそういった事件に巻き込まれる可能性があるのが耐えられないそうです。
学ぶことを管理できると言う意味は、その子に合わせたカリキュラムを組んであげられるということです。
リオの場合、読み書きが得意なので、3年生くらいのレベルを教えていて、数学は弱いので、何度も集中して教えるようにしています。
車の中で計算問題を出してあげたりとか、なんせ自分が教えているので、彼女の学んでいることに応じて、一日の生活の中でいろいろな教え方が出来ます。
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by family_forever | 2004-09-04 03:24 | Kids


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