カリフォルニアの暮らしのいろいろ
by family_forever
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感謝する心
あるところに、何事につけて不満ばかりもらす男の人がいました。
靴を買っては「どの靴も履き心地が悪い!」食事に出かけては、「塩加減が足らない!」、電車に乗っては「混みすぎる。」散髪に行っては「サービスが悪い。」など、彼が文句を言わない事は全くないほど。

残念ながら、彼は既婚者でした。気の毒な事に彼の妻は何をしても文句を言われてばかり。
「お前は料理が下手だ。」「掃除がなっていない。」「家事の手際が悪い。」
一生懸命努力しても常に批判される事に嫌気がさした彼女はある日夫にこう提案しました。
「明日はお互いの仕事を交換しましょう。私があなたの代わりに畑仕事をしに出かけます。あなたは私の日課をこなしてください。」
「お前に私の仕事が出来るはずがない。」と、反抗したものの、彼女のあまりにも確固とした態度と、真剣さに負けて、彼はしぶしぶ承知しました。
その後、彼は「これは(妻に)模範を示す良い機会になるかもしれない。どんな風に家事をするべきか見せてやるぞ!」と意欲に燃えながら床に就いたのでした。

翌朝、彼女は畑仕事に出かけ、彼は家事に取り掛かりました。
ところが彼の思惑とは反し、する事なす事失敗ばかり。洗濯をしようとしては洗剤を入れすぎてしまったり、皿洗いをしては数枚皿を割ってしまったり、挙句の果てには料理の最中に小火を起こしてしまいました。
散々な状態になってしまった家に呆然として座り込む彼の元に妻が帰宅しました。
一目見て状況を判断した彼女は黙って部屋を片付けて、キッチンの始末をし、彼に夕食を作り差し出しました。

その日以来、彼は何事にも決して文句を言わなくなり、感謝の気持ちを示す人間に変わったという事です。

まぁ、これは極端な例ですが、批判をしたり文句を言うことは簡単だけれど感謝の心を持って常に相手にそれを伝える事は意外と忘れがちだったりしますね。
以前(10年以上前)、大阪で開催された花博で、アイルランド庭園のガイドを勤めました。開演前から庭のデザイナーとのミーティングや打ち合わせを繰り返してむかえた花博。たくさんの入場客で盛り上がりましたが、アイルランド庭園に足を踏み入れた瞬間、「何だ、これだけ?」といわれてしまう場面によく出会いました。
確かに地味な庭園だったので無理もなかったのですが(苦笑)、デザイナーの苦労やアイルランドからわざわざ運ばれてきた石で作られている庭園だという事を知っている身としてはそんなコメントが残念で、何とかよさをわかってもらおうと説明に力を入れたものでした。
そして、「これからは、どんなにつまらないと思うものでも批判をするのは絶対にやめよう。影にある努力がどれほどのものかわからないのだから。」と、決心しました。

アメリカは今日は感謝祭。多くの人が家族や友人で集まり、ターキーを食べてフットボールの試合を見て(笑)過ごします。
でも、せっかくの“感謝”祭ですので、感謝する事を思い出したいな、と。
そこで、子供たちと「感謝する事は何?」と話し合いましたが、彼らの口から「Daddy!」「Mommy!」といった言葉が出てきて、私は感謝してくれている事に感謝しちゃったりしています。

家族がいて、友人がいて、健康で、必要な食事を取れて、外に出れば空の青さや自然の花の美しさに触れる事が出来て、夜にはベッドで安眠できて、当たり前のようで、実は恵まれているのですよね。世の中には感謝する事、本当にたくさんあります。
感謝する心、そしてそれを口に出して伝える事、忘れずにいたいです。

世界中の多くの方に出会うことが出来るネットとブログにも感謝です。
皆さん、いつも本当にありがとうございます!

子供達と「綺麗だね~」と見つめた夕焼け。そんな瞬間にも感謝...
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by family_forever | 2006-11-24 12:00 | アメリカの文化
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