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カリフォルニアの暮らしのいろいろ
by family_forever
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社会への貢献
時々読むブログで、りばてぃさんが書いている“ニューヨークの遊び方”(http://nyliberty.exblog.jp/)というブログがあります。

写真やレイアウト、文章、どれをとっても素晴らしいのでプロの方かと思いきや、大学生の方みたいなので大尊敬しています。

先ほど、彼女のブログで「自立心を育む教育」という投稿を読みました。アレックスちゃんという癌に侵された女の子が、自らの病魔と闘いながら同じ境遇の子供たちに基金活動として4才からレモネードを売っていたというもの。残念ながら彼女は昨年8歳で亡くなっていますが、彼女の意志は引き継がれ、レモネード・スタンドの輪が広がっているようです。

“自分の恵まれない境遇に負けないだけでなく、その中でも他人の事を考え、自分がどうやって貢献できるかどうかを考える”

4才で人生の悟りの境地に達したアレックスちゃんは、神様から選ばれた特別な存在だと思いますが、逆境に負けず希望を持って、しかも奉仕の心を忘れないというアレックスちゃんの見本は誰もが見習わなければいけないものです。

先々週前から書こうと思っていたのですが、リオと社会科の勉強をしている時に、
“Making a Difference”
という章になりました。世界は大きく、大勢の人々が暮らしている。各々が特別な才能があり、誰もが世の中に影響を与える事が出来る、ということを教える課なのでしたが、
一緒に読みながら、教科書に書かれていたこの一文に心を打たれました。
“You can use your talent and interest to make the world better.”
(自分の才能や興味を生かし、世の中をより良い世界に変えることが出来る。-訳が下手でごめんなさい。-)
ということですが、自分の才能を伸ばして社会への貢献を奨励する姿勢に、アメリカらしさを感じました。

もしかしたら、私が覚えていないだけかもしれないのですが、日本では個々の力を生かす事に重点を置いた教育よりも、協調性・集団としての生活意識が強調されているような気がします。小学校の道徳の時間によく見た“みんな仲間(?)”という教育番組でも、皆で力を合わせて一緒にといったメッセージの方が強く打ち出されていた記憶があるのです。

ひとりの力でも、世界を変えることが出来る、と小さい頃から教えられると、自立心と責任感を持った大人に育つような気がします。

ところで、この社会科の章では世界を変えた数人の伝記が載せられているのですが、Louis Braille(点字の発明者)、Eleanor Roosevelt(アメリカ大統領フランクリン・ルーズベルト夫人)、Thomas Edison(エジソン)、などと一緒にYoshiko Uchidaという、日系人の作家が取り上げられていました。日本と日系人の文化と習慣を広めた彼女の貢献度が評価されていて、同時にお雛様や鯉のぼりの写真や説明もあり、なんだか嬉しくなりました。

さて、リオとマーカスに才能を伸ばし社会に貢献できるように教える私ですが、
私自身何ができるか模索中でもあるのでした。人生を精一杯生きながら自分に出来る方法で社会に貢献できるよう、頑張ります。
by family_forever | 2005-04-23 02:49 | 日々感じた事
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